Sonyの中間決算発表されました。通期営業利益見通しは7月時点の1300億円から1000億円と300億円の下方修正。純利益は変更なし。以下、個人memo。
1) Sonyの不調は基本的にはSun同様に特有の要因によるところが大きく、IT・電機関連全般の現象ではない。
2) ただし、あらゆる製品の急速な単価下落には注意が必要。
3) エレクトロニクスの製品別をみると、売上増となっているのが半導体・コンポーネント。営業損益をみるとオーディオ・ビデオ・テレビの悪化が顕著。つまり改善はIT関連の需要回復によるが、いわゆるSonyブランド製品は不調。ここが短期での解決は難しいと思われるSony特有要因。
4) ゲームのR&Dコスト増も不安要因。後からつっこんだPSX計画のためにPS2にチップがまわらないとか、やたらPSX優先の姿勢にも疑問を覚える。ビジネスとして本当に勝因があると考えているのならまだしも、派手にぶちあげちまった以上あとには引けねえ、的なとこで無理してないか?
・・・後は28日の経営方針説明会で、どれだけ具体的な収益改善策が示されるか、だな。
Comments