先日あるメーカーさんにお邪魔してお話する機会があった。ご挨拶と具体的な打ち合わせということで、その部門のトップの方と現場の方と、別々に時間をとってお会いした。そこで、特にもう一方の話の内容など詳細に伝えてないのに、双方からそっくり同じセリフが出てきたのが面白かった。「だって普通のことしかできないんじゃ、つまらないじゃないですか」。名の通った大手企業で、こういうセリフがトップからも現場からも、実感をともなった心からの言葉として出てくる、これが企業のDNAというものなんだなあ、と思った。
こういう人たちと仕事するのが楽しい、こういう人たちの役に立つ仕事ができるのが楽しい、というファクターがわたしの大きなモチベーションとなっている。自分のキャリア・パスとして、いずれは違う道を選ばなければいけないんだろうなあ、と漠然と気づいてはいても、他の道を選ぶには、わたしはこの業界を愛しすぎている。困った困った(笑)
すごく、すごく素敵なエントリーです。短いエントリーの中で、Kushさんの自分の仕事に対する思いと、企業の生命体的観点が自然に分かりやすく描かれていると思いました。
Posted by: Fujiko Suda | March 13, 2004 at 09:19 AM
いつももっとずっと素敵なEntryを書いてらっしゃるsudaさんに言われると、すごーーく恥ずかしいです。でも嬉しいです。ありがとうございます。
ここのところ、迷いというか、自分の中で混沌としていたこともあって、Life&Workに関するEntryが少なめだったのですが、またぼちぼち迷いながらでも書き留めていこうと思っています。
Posted by: kush | March 15, 2004 at 02:27 PM
逆に私が恥ずかしくなりました・・・。でも私も誉めてもらって嬉しいな。有難うございます。人は迷いがあると素直になれるのかもしれませんね。
Posted by: Fujiko Suda | March 18, 2004 at 11:24 AM
「迷いがあると素直になれる」
んー確かに。いい意味での謙虚さは向上心に繋がりますものね。ふむふむ。
Posted by: kush | March 18, 2004 at 03:01 PM