骨折シリーズ(骨折の経緯編、救急編、骨折の内容編)のさらに続きです。
今現在、骨折した日から7週間が経過、8週目に入り、そろそろ松葉杖なしの歩行に挑戦しようかというぐらいなのですが、どのくらいの時期にどのくらいの回復度合いだったか、時系列で整理してみたいと思います。
レントゲン撮影の後、骨折と診断。整復、固定処置。
翌日(というか日付としては同日朝~)
手術のために各種検査。具体的にはCTスキャン、胸部エコー、心電図、止血検査、肺活量。
午後、家族の到着後、医師からの詳細な説明。骨折部位、手術の内容など。腫れがひかないと手術できないので、手術は3日後とのこと。
一番の懸念事項、10月からの留学は可能かという質問には、完治というには少し時間が足りないが、たぶん大丈夫でしょうとの回答をいただき、これで一安心。渡欧までの日程での早期回復を心に誓う。
翌々日
足をクッションにのせて高くした状態でひたすら休養。足の裏側だけの片ギブスを包帯でぐるぐる巻きにした足はこんな感じ。
4日目
手術。外果・内果・後果3箇所折っているため、外側、前、右側と三箇所を切開。特に、斜めに折れた外側にプレートを入れるため、かなり大きく切っている。後で数えたら、20針、3針、14針だった(医療用ホチキス)。
朝10時から2時間程度のオペだったので、昼過ぎには病室に戻る。一度麻酔から醒めた後も、ずっとうとうとして過ごす。
手術翌日(以下、手術からの日数で表記。病院での数え方がそうなので)
手術で切った傷が痛み、何度か痛み止めを頼む。
手術翌々日~1週
リハビリ開始。患部自体はまだ動かせないので、右大腿の筋トレと、短時間の松葉杖練習。足を下げていられないので、院内移動は足台のついた車椅子。
手術後2週目
ひたすら筋トレ&松葉杖練習。痛み止め点滴の種類が弱いものに変更される。上の豪華な車椅子は1台しかないので、ということで、良くなったわたしはパイプ椅子みたいな車椅子にダウングレード。
手術後3週目
月曜に抜鉤。いわゆる抜糸だが、今回の手術はホチキス止めだったので「ばっこう」と呼ぶらしい。傷の治りが早ければ全然痛くない人もいるようだが、わたしはこれが痛かった!針の数が多いだけに結構時間がかかったのだが、ひたすら耐える。
水曜にギブスから装具に変更。関節部の骨折なので、傷が落ち着いたらできるだけ早く動かす訓練を始めないと、かたまってしまうらしい。腫れがひいていないので、かなりきつい(後でゆるくなるのを避けるため、とサイズは左足で測定)。しかし、笑ってしまうほど曲がらない、というか、ほとんど動かない。こんなんで大丈夫なのかと不安になる。
また、ふくらはぎの筋肉が目に見えて落ちている。ぺしゃんこ。たった2週間やそこらでそうなるのかと驚く。
手術後4週目
「松葉杖に慣れなきゃだめだよ!撤去撤去」という主治医の指示で、車椅子没収される。まだちょっとおぼつかない感じだったのに(笑)
ようやく右足をついての歩行練習が始まる(トゥタッチ)。傷口からガーゼがはずされる。そして、退院が視野に入ってくる。
手術後5週目
体重の1/3加重開始。安定は増すが、歩くのは遅い。
外の環境に慣れるため、外出および一時帰宅。移動におおよそ普通の3倍時間がかかることがわかる。時間もだが、右足にかけられない分、松葉杖で体重を支えるので、腕がキツイ。通常5分程度の道のりで疲労困憊。退院後の生活の不自由さを覚悟する。
手術後6週
1/2加重開始。足首の稼動角度もかなり広がる。この週末に退院日決定。退院。
退院後、近所のコンビニに行くだけでかなりよれよれに。。
手術後7週
2/3加重開始。通常歩行に向けて、足首やふくらはぎの筋肉力をもとに戻すべく、負荷を増やした運動。
手術後8週(今週)
ほぼ全加重開始。松葉杖1本での歩行練習。
だいたいこんな感じですね。今は、足首の稼動もですが筋肉が落ちてしまっているので、そちらを鍛えなおさないといけない(じゃないと危ない)という段階です。ふくらはぎだけじゃなくて、大腿の筋肉も落ちるんですね。1ヶ月以上『体重を支える』という大仕事をしてないので。留学までにはほぼ普通に歩けるようになるよう、引き続きリハビリ頑張ります!
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