先日発表されたFTのGlobal MBAランキングにNyenrodeが入っていなかったことについて、周囲で騒ぎになっている。理由は実は単純、調査対象外となってしまったのだ。FTのランキングは公正な調査結果のために一定数のデータの確保を基準に定めており、そのうちのひとつが30名という卒業者数。MBAとしては超少人数制のNyenrodeが対象外となってしまったのだ。
今回の調査対象は2005年の卒業生。それに続く2006年の卒業者数が16名だったとのこと。確か2007年も17名だったので、今年から3~4年もランキングに表れないということになる。現役学生の間でも動揺が広がっているようだ。元々ランキング的には、下の方に『入っている』というレベルなので、ここぞとばかりに大騒ぎする人には「だったらトップ校に行けよ。。』と思うけど。ただ、MBAって高い投資だからどうしても『この学校はそれに見合っているのか』という疑問や不安にかられるんだと思う。真のProfessionalになるためには、それに振り回されてちゃダメだろ、とも思うけどね。
就職への影響。わたしはいわゆるMBA採用には乗らない意向だったので関係ないが、そういうプログラムに乗りたい人には影響がないとはいえないだろう。また、ランキングから姿を消すということは、今年度以降の学生集めに影響する。個人的にはこちらの方が心配。Nyenrodeがどのランキングにも入っていなかったら、正直わたしも選ばなかったと思う。トップ校志望者でなくても、質は確保したいはず。ランキングについては、学校のマーケティング力も多少疑問だが、クオリティを落としてまで入学生増やすわけにもいかんし、今後は拡大方針なので、FTランキングは4年後に期待、か。
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